毎月スローダイエットなテーマとレシピをご紹介しています。
協力:笠倉出版社 楽LIFEシリーズ 撮影:大垣善昭
新しい年を迎え、晴れやかな気持ちになる1月。
れんこんは、その丸い空洞が「先を見通せる」とされ、縁起の良い食材のひとつです。
れんこんはビタミンCや食物繊維を豊富に含み、免疫力をサポートして風邪やインフルエンザから守る手助けをしてくれます。また、カラダを温める効果があるため、冬の冷えによる体調不良を軽減する働きも期待できます。
さらに、れんこんには腸内で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して便通を促す不溶性食物繊維と、腸内環境を整える水溶性食物繊維の両方が含まれています。豊富な食物繊維によって、冬に低下しがちな腸の働きを活性化させる効果が期待できます。
また、ビタミンCも豊富。れんこんのビタミンCは、加熱しても壊れにくいので、美肌作用も期待できます。
腸活や肌活をサポートするれんこんの「先を見通す」存在感を生かしたレシピで、1月は、明るく前向きに過ごしながら、スローダイエットを楽みたいと思います。
寒さがまだしばらく続きそうです。
冷えは免疫力の低下を引き起こし、ダイエットの妨げになるだけでなく、さまざまな健康トラブルの原因となることもあります。
空調や衣服でカラダを温めることも大切ですが、基本はカラダの内側から冷えを防ぐことです。カラダを温める効果の高い食生活は、免疫力の維持や肥満の予防につながります。
そこで2月も引き続き、カラダを温める効果が期待できるれんこんを使ったレシピをご紹介します。
れんこんは、東洋医学や薬膳の視点から「陽性」の食材とされ、カラダを内側から温める効果があると考えられています。特に、れんこんに豊富に含まれるビタミンCや鉄分は血液循環を促進し、冷え性の改善に役立ちます。また、不溶性と水溶性の両方の食物繊維を多く含むため、腸内環境を整えて基礎代謝を高め冷え対策をサポートします。
さらに、れんこんの断面に見られる黒い部分にはポリフェノールの一種が含まれており、高い抗酸化作用があります。これにより血管の健康を保ち、血流を改善することでカラダを温める効果が期待できます。
春はもうすぐそこ。
カラダ温め作用の高い食生活で、2月もおいしくスローダイエットを。
少し寒さがやわらぎ、温かくなってきた、といっても、3月は寒暖差が大きく、冷えを感じやすい時期です。
冷えはダイエットの大敵。
冷えると血行が悪くなり、内臓機能が低下。脂肪を燃焼しにくくなってしまいます。
なので、3月は冷やさない!ためにカラダを温める作用のある根菜+豆乳のポタージュをご紹介します。
基本的には、玉ねぎと根菜を炒めてから煮、やわらかくなったら豆乳を加えてフードプロセッサーにかけ、ポタージュスープ状にするだけ。
簡単につくれて、食べやすく、心身が温まります。
冷凍保存もできるので、多めに作って、ちょっと冷えるな〜というときに温め直していただくこともできます。
春までもう少し。
冷えない!カラダで、スローダイエットを。
いよいよ春!
活動的になる4月は、レジャー、運動やアウトドア活動などが増えるので、いつも以上に良質なたんぱく質を摂取することが大切だと思います。
そこで、手軽に調理できるさば缶を使ってみるのはいかがでしょうか?
さばは、高たんぱくで低糖質、ヘルシーな青魚ですが、骨が気になったり、調理が大変そうだったり・・・で、日常的に使いにくい、という方も多いかと思います。
でも「さば缶」なら青魚特有の栄養的メリットはそのまま。
手軽に使いやすく、しかも買い置きしておけるので、日頃のヘルシーなダイエットに便利です。
その特長は、なんといっても良質なたんぱく質。糖質がほぼゼロなので、太りにくく、基礎代謝を高めるのに役立ちます。
そして、青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が、体脂肪の燃焼や血流の改善を促します。
また、さば缶には骨ごと食べられるカルシウムも豊富。ダイエット中に不足しがちな栄養も補えます。
和食で、エスニックで、洋食で・・・いろいろな調味で「さば缶」を使って、手軽にヘルシーにダイエットを。
血流を促し心身を元気に、そして代謝をアップして、春も美味しくスローダイエットを!